診療内容

一般歯科

CUREからCAREへ

治療(CURE)をしてもまた悪くなってしまう。
お口の健康状態は、年齢とともに変化していきます。

治療したら終わりではなく、そこから再発、悪化しないように注意深く洞察し、
世話する ケア(CARE)という概念を当院では大切にしています。

一般的な治療の流れ

問診票に記入をお願いしています

症状(気になること)をお聞きします

1.急性症状(痛み、腫れがひどい)の場合

それらの緩和を優先させます。
必要な検査をした後に、原因の説明と症状の改善のためにどんな処置を行うのかを お話しし、同意を得たうえで処置を行います。

2.急性症状緩和後、もしくは 症状がひどくない場合

同意を得たうえで、全体的なレントゲン写真、口腔内写真撮影、歯周病検査などを行います。

問診と検査の結果から現状と推測される原因の説明をし、
虫歯・歯周病の治療・改善にむけてどのように処置していくかをお話ししながら診療 方針を決定します。

治療開始(ブラッシング指導、スケーリング、虫歯の処置等)

治療終了

メンテナンス開始

第1回目は治療終了から約3か月後がめやすです

検査を行いメンテナンス実施

状況を説明したうえで、相談の上、次回の来院時期の目安についてお話します

金属アレルギーの方へ

金属から溶出した金属イオンが、人体が本来持つタンパク質と結合し、アレルゲンとなるタンパク質に変質させることによりおこる病気です。

原因としてピアスやネックレス、金属を含んだ化粧品などを長年使用することにより、体が感化されてしまったという説が有力です。

歯科用金属も長年、身体に密着しているため原因として挙げられています。

症状としては口内炎、口角炎、舌炎、口腔扁平苔癬などで、全身疾患としては、全身性接触皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、扁平苔癬、偽アトピー性皮膚炎、顔面湿疹などが挙げられます。

いったん感作されてしまうと、脱感作して再びもとの体質に戻すことは困難です。

治療の流れ

1.パッチテストによる原因金属の特定(金属アレルギーであることの確認。主に皮膚科で行います)。

2.使用金属の撤去。

3.原因金属以外を使用した補綴物の装着。

パッチテストでは不感作(陰性で出てしまう)である金属が存在する場合もあるので、金属を使用しない補綴物による修復が安全です。
ただし、口腔内金属を除去しても速やかな改善が見られない場合もあります。

4.その後、デトックスで体内に残留した有害金属を解毒、排泄することが有用とされています。

※金属アレルギーでお困りの方、気になる方はお気軽にご相談ください。